新しい片頭痛予防薬「ビエプチ」について
新しい片頭痛の予防薬「ビエプチ」について紹介します。
ビエプチ(一般名:プチネズマブ)はルンドベック・ジャパン株式会社から発売予定の薬で、2026年9月16日に承認された新しいCGRP関連薬です。
まだ発売はされていない薬で、薬価もまだ決まっていませんが、11月下旬に発売予定です。
これまで日本では3つのCGRP関連抗体薬注射薬(エムガルティ、アジョビ、アイモビーグ)がありました。
いずれも皮下注射する片頭痛予防薬です。
今回紹介するビエプチは、国内で初めての点滴静注するCGRP関連抗体薬です。
これまで分かっているビエプチの特徴は以下の通りです。
- 他のCGRP関連予防薬と同様に、頭痛の頻度・程度などを軽減する薬です。
- ビエプチ100mgを12週間に1回投与する。つまり3か月に1回の投与です。
- 約30分かけて点滴投与します。
- 投与方法が静脈注射のため、速やかに血中濃度が上昇し、効果の発現が早いことが期待されます(SUNRISE試験)。
- 主な副作用には、発疹、かゆみ、蕁麻疹などの過敏症反応です。
近年、CGRP関連薬の登場で片頭痛の治療は大きく進歩しました。
新たに点滴製剤が加わることは、片頭痛に悩まれている患者様にとって治療の選択肢が広がる大変喜ばしいことだと思います。
当院でも、ビエプチを使用できる環境を整えていく予定です。
発売日や薬価などについて追加情報が出次第、改めて情報を提供させていただく予定です。
ご興味のある方、既にビエプチについて知っていて開始したいと思っている方はお声かけ頂けたら幸いです。
和歌山にいる片頭痛にお悩みの方お一人おひとりに合った治療ができるよう、当院もさらなる環境調整を進めてまいります。